top of page

NaOH法(手術)
保険適用
再発リスクの軽減
短時間の手術
NaOH法とは、爪が食い込んでいる部分を切除したうえで、爪母組織にNaOHと呼ばれる薬品(水酸化ナトリウム)を使って処理をする方法です。
切除した部分の爪が永久的に生えてこなくなるので、巻き爪・陥入爪を繰り返すことなく根治させることを目指します。
手術は局所麻酔を利用し痛みもなく日帰りでできます。
完治するまでの期間が短く、少ない通院回数で治療が完了する点も魅力です。
当院の手術例
術中の患部の写真がありますので閲覧にはご注意ください
ケース1:母趾の爪甲のサ イズが大きく、内側で頻繁に痛みを生じていた患者様 【63歳女性】
1.術前の確認

2.痛み止めの麻酔をして、消毒します

3.爪甲を除去するための導線作り

4.機械を導入し、爪甲を部分的に除去
1mm単位で切除する爪甲のサイズを調整します
使用している機器は米国Podiatristが使用する手術機器

5.切除した爪甲のみを周囲の組織を傷つけることなく除去します

6.再発しないように爪母をNaOHを用いて処理

7.酢酸で中和します

8.薬液が残らないようにしっかりと洗浄

9.術後、創部の炎症をおさえ、早期治癒が促進するようお薬を塗布します

10.止血を目的としたガーゼ処置

11.麻酔をした部分も含めてガーゼで保護

12.ずれないように包帯で固定して完成です

術後は、以下のスケジュールに沿って経過を確認し、必要な処置を行います
・術後1週間程度で診察爪や周囲の状態を確認し、適切なケア方法を指導します。状態に応じて通院頻度を調整します。
・歩き方の癖や、脚長差、アーチの変形などがある場合、術後の再発予防も兼ねて、医療用インソールの使用を提案する場合があります

足の外科手術を数多く手がけています
形成外科専門医として幅広い形成外科領域の手術を執刀してきました。
とくに、足専門の医師として高度な手術を手がける医師は日本では数少なく、経験と実績に支えられた質の高い治療を提供しています。

日帰り手術
NaOH手術は、巻き爪・陥入爪の根本原因を解消し、再発リスクを抑えるために非常に効果的な方法です。
患者さま一人ひとりの症状に合わせて治療を行いますので、不安な点があれば遠慮なくご相談ください。手術後も安心して過ごせるよう、丁寧にサポートいたします。
bottom of page