
足の病気 Disease List
足病を疑いましょう
老化だけが原因ではありません
「痛い」足の病気

巻き爪・陥入爪
「爪が湾曲した状態」を巻き爪といい、「爪が爪と皮膚の境界線(爪の横側)に食い込み炎症を起こした状態」を陥入爪といいます。爪の切り方や歩き方から発症します。

足底筋膜炎(腱膜炎)
スポーツや長時間の歩行や立ち仕事による足底腱膜への負担が増えることで発症する炎症です。
朝最初の一歩目が痛いなどが特徴的な病気です

中足骨骨頭部痛
ハイヒールなど前足部、足の爪先へと体重がかかりやすいもの、姿勢の変化による前足部への体重の集中などにより発症しやすい病気です

外反母趾(がいはんぼし)
外反母趾とは、親指が人差し指側に「く」の字状に曲がった状態の事をいいます。原因は様々で必ずしもヒールをはいたから発症する病気ではありません。

内反小趾(ないはんしょうし)
内反小趾は小指が曲がり、小指の骨が外側に突出した状態です。
原因はさまざまですが、歩き方や骨格などが影響しています。

胼胝(タコ)・魚の目
圧迫や摩擦を受ける事で角質が増殖したものです。角質が体内まで入り込むと魚の目となり、強い痛みを伴います。
靴が合わない、歩き方、骨格などが原因で発症しやすくなります。

指先の変形(槌趾症)
糖尿病などや歩き方、骨格や腱、筋肉の問題で足の指先が変形している病気です。変形のタイプによって、ハンマートゥ、マレットゥ、クロートゥなどの種類があります。

外骨腫・骨棘(こつきょく)
外骨腫・骨棘(こつきょく)は、ダンス、ランニングなどで足に衝撃を受けたり、足への荷重による圧、あわない靴などから本来あるべき場所ではない場所に軟骨などを作る病気です。

痛風
風にふれるだけでも痛いといわれる痛風は尿酸が身体にたまることで、結晶化し歩行時に圧が高まる部分に痛みが生じることが多い病気です。

下肢静脈瘤
静脈弁の機能不全が原因となり、妊娠、長期・長時間の立位、筋肉疲労が原因と
となって皮下静脈が拡張してくる状態を下肢静脈瘤といいます。
※当院ではレーザー治療は行っていません。
「痺れる」足の病気

足根管症候群
足根管(そっこんかん)症候群は、足の裏の神経が強く圧迫されるなどによっておきる病気です。足部や足首にしびれ(場合によっては痛みを伴う)を生じます。

ガングリオン
ガングリオンは中にゼリー状の物質の詰まった良性の嚢腫(のうしゅ)です。発症部位によって神経を圧迫して痺れ(場合によっては痛みを伴う)を生じます。女性に多い疾患です。

糖尿病性神経障害
糖尿病が慢性化すると知らず知らずのうちに、足の指先の感覚を失います。触られてる感覚は残り、微細な感覚が失われるために自分では気づかない事が多い病気です。
感覚喪失から足病の発症に気づかずに足切断に至る場合もあります。
「疲れやすい」足の病気

下肢動脈硬化症
足の動脈硬化症は、加齢や生活習慣病で進行します。
動脈硬化は血流を悪くし、足の筋肉に十分に酸素を提供できなくなり、とても疲れやすく長い間歩く事ができなくなります。

フレイル
フレイルは、加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響から、心身の脆弱性が出現した状態と定義されます。歩行速度が筋力低下などから起きており、筋肉が減るため、疲れやすくなります。

扁平足・ハイアーチ
扁平足は足が内側に倒れこんでいる人で、ハイアーチ(凹足)はその逆で外側に倒れこんでいる人をいいます。
足の軸が垂直でなくなると、姿勢は乱れ本来かかるべきでない部分に負担を大きくかけ、疲れやすく足病の原因になります。
その他

白癬・爪白癬
足の動脈硬化症は、加齢や生活習慣病で進行します。
動脈硬化は血流を悪くし、足の筋肉に十分に酸素を提供できなくなり、とても疲れやすく長い間歩く事ができなくなります。
こどもの足の病気

そっこんこつゆごうしょう
足根骨癒合症
足首(足根)や踵の骨を7つあわせて足根骨といういいます。足根骨癒合症とは、2つ以上の足根骨同士がくっついてつながっている病気です。骨同士がくっつくのは生まれつきで、痛みや可動域(動かせる範囲)に制限が生じるものもあります。10歳ごろのこどもに多く見られ、スポーツや軽いケガをきっかけに痛みを生じたり、骨の突出で気づかれます。また、特に痛みがないため気づかれないケースも多い病気です。

ひこつきんけいせいへんぺいそく
腓骨筋痙性扁平足(PSFF)
腓骨筋腱(ひこつきんけん)という、内くるぶし近くにある筋肉が硬くて、うまく働かないことによって扁平足になり、 土踏まずや、足の外くるぶし、すねの外側に痛みが生じる病気です。
腓骨筋が緊張して動きが悪くなってしまう事で、外側に足首をひねる動きが制限され、扁平足の状態になっています。
病気の原因は様々です。

イズリン
Iselin病
成長軟骨部分にかかる度重なるストレスで起こる疾患です。スポーツをしている、成長期(8歳頃から14歳くらい)のこどもの足に見られます。足の小指側、外側に痛みが生じる病気で、こどもの足に特有の「骨端症」といわれる骨が成長する過程で生じる病気です。骨端とは骨の端の軟骨が骨に成長していく部分です。患部の腫脹や局所の赤みなどはほとんど見られず、痛みのみを訴える事が特徴です。

ケーラー病
ケーラー病は、骨の成長期にある3~5歳の男児に多い病気です。アーチをつくる骨の一部に負荷がかかり、血の巡りが悪くなる事で生じます。またケーラー病は、フライバーグ病と呼称される場合もあります。発症すると、土踏まずに痛みや腫れが生じます。Iselin病とおなじくケーラー病は「骨端症」といわれる、こどもの足に特有の骨の病気です。骨の成長が起こる部分で、骨より強度が弱いので荷重などの負荷や外傷の際に傷つきやすい場所です。

カーリートウ
カーリートウとは足の指が曲がっている(カールしている)ことを言います。
こどもの足で指が曲がっている場合、靴が足にあっていない場合などがあります。足の発育を阻害しているフットウェアまたは習慣が原因の場合があります。
こどもの足は14歳ごろまで成長し骨が完成します。その間に不適切な姿勢で足を固定すると足が変形して成長してしまい足病の原因となる場合があります。

ぼしきせつこつひろうこっせつ
母趾基節骨疲労骨折
足の親指の付け根に痛みを感じる病気ですが疲労骨折をしていても痛みに耐えて運動を続けられる事が多く慢性化しているケースも多くあります。足の親指(母趾)の指先の骨から2番目、指の真ん中の骨である基節骨にヒビが入る病気です。スポーツをしているこどもによく見られますが、原因は、外反母趾が要因の一つとされています。こどもの外反母趾は増えており、足指の筋力(足の握力)低下が一つの原因といわれています。

第5 中足骨疲労骨折
ジョーンズ骨折
小指の付け根の骨が疲労骨折して痛みを伴う病気です。
第5中足骨疲労骨折は、サッカー、バスケットボール、ラグビーなど素早い動きを繰り返して行うスポーツの競技選手によく発生します。トレーニングで骨に疲労が蓄積した結果として骨が脆くなってしまいおきます。原因は様々ですが、骨格構造(O脚やハイアーチ)などによって小指側に圧力がかかりやすい方が多く、足部の除圧が必要です。

ゆうつうせいがいけいこつ
有痛性外脛骨
足首の内側にに骨がでっぱっていて、"なにもしなくても痛い“または“押すと痛い”という症状があります。有痛性外脛骨とは 足の舟状骨という骨の内側に存在する過剰骨(普通にはない余分な骨)が原因の病気です。多くは骨の出っ張りがみられるだけですが、これに痛みを伴うような病態を有痛性外脛骨と言います。
スポーツをしているこどもに多く、成人になってから痛みが発生する場合もああります。

踵骨骨端症
(セーバー病、シーバー病)
10歳前後のスポーツなど活動の多いこどもに多くみられる病気で、かかとの軽い腫れ、押すと痛い、歩行時の痛みを伴う病気です。過激な運動のあとに症状が出ることが多く、かかとの痛みのため、つま先歩きになってしまうこともあります。発育期の子どもの弱い踵骨骨端部(かかとの骨の端でアキレス腱が付着しているところ)に運動などで負荷がかかり、そこにアキレス腱の引っぱる力が持続的に加わることで、炎症起こす病気です。
こったんしょう
骨端症(その他):足の痛みを訴える子供

「骨端症」はこどもの足に特有の骨の病気です。骨端とは骨の端の軟骨で、成長すると骨になる部分です。多くの場合、こどもは痛みを訴えるだけで、患部をみても腫脹(はれ)や局所発赤(赤くなること)などの症状が見られない事が多くあります。
こどもの足は生まれたばかりの時は軟骨でできており、成人のような硬い骨になっていません。これが14歳頃までに徐々に成長して固まって骨になっていきます。その過程で強い運動や衝撃が加わる事でこどもの足の病気は発症します。
親御さんの中にはこどもがぐずっているように感じたり、成長痛だろうとそのままにしてしまう場合もありますが、こどもの足はつかれやすく、また、変形しやすいものです。正しく治療を行わないず、そのままにしてしまう事で、問題があるまま固まって骨になってしまい、大人になっても痛みがなくならない事も多くあります。
こどもが足の痛みを訴えたり、疲れたとすぐぐずってしまうような場合には受診をおすすめします。